花粉の種類や時期。各症状に最適な薬の種類。総おさらい! - ベビケラ

BLOG

ブログ

花粉の種類や時期。各症状に最適な薬の種類。総おさらい!

こんにちは!赤ちゃん、子共、妊婦さん、家族みんなのお肌を守るベビケラです!^^

日本では、四季を通して何らかの花粉が飛散しており、「春しか花粉症がない」というイメージをお持ちの方でも、実は一年を通じて微量の花粉にさらされている可能性があります。本記事では、代表的な花粉の種類と飛散時期に加え、花粉症のメカニズムや症状、そして各症状に応じた薬の選択について、より詳しく・多角的な視点から解説します。また、化学的な観点や生活習慣の改善策などもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!


1. 花粉症とは?アレルギー反応のメカニズム

花粉症は、花粉という外来性タンパク質が体内の免疫システムに過剰反応を引き起こし、さまざまな症状を発生させるアレルギー疾患です。花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、免疫系が花粉を敵(抗原)とみなし、免疫グロブリンE(IgE)抗体を大量に産生することでアレルギー反応が起こります。

1-1. 即時型(I型)アレルギーの仕組み

  1. 感作(初期接触): 初めて花粉(抗原)が体内に入ると、T細胞やB細胞などの免疫細胞がそれを認識し、IgE抗体を作り出す。
  2. IgE抗体の結合: 産生されたIgE抗体は主に肥満細胞(マスト細胞)の表面受容体に結合して待機する。
  3. 再度の抗原侵入: 翌年や次のシーズンなど、同じ花粉が再度体内に入ると、IgE抗体をまとった肥満細胞が敏感に反応し、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出。
  4. 症状発現: 化学伝達物質が神経や血管に作用し、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといったアレルギー症状を引き起こす。

1-2. 主要な化学伝達物質

  • ヒスタミン: 鼻水・くしゃみ・かゆみなどを直接誘発する主要物質。H1受容体と結合する。
  • ロイコトリエン(LTC4、LTD4、LTE4など): 血管透過性を亢進させ、強い炎症や気道収縮を引き起こす。鼻づまりに深く関与。
  • プロスタグランジン(PGD2など): 血管拡張作用を持ち、炎症反応を増幅する。
  • サイトカイン(IL-4、IL-5、IL-13 など): 免疫細胞の活性化や増殖を促し、炎症を慢性化させる。

2. 花粉の種類と飛散時期

日本では、特定の季節に多く飛散する花粉がいくつか存在します。地域差や気候変動によって多少前後しますが、大まかな目安を以下にまとめます。

2-1. スギ花粉

  • 飛散時期: 2月〜4月
  • 特徴: 日本の花粉症患者の約6〜7割がスギ花粉症を発症していると言われる。特に関東から関西にかけてのスギ林は多く、都市部にも飛散するため被害が広範囲に及ぶ。

2-2. ヒノキ花粉

  • 飛散時期: 3月下旬〜5月
  • 特徴: スギ花粉のピークが落ち着き始めたころに飛散が始まり、スギとのダブルパンチで症状が長引く方も多い。スギ花粉に比べてやや飛散量は少ないが、症状はスギ花粉症とほぼ同様。

2-3. ブタクサ花粉

  • 飛散時期: 8月〜10月
  • 特徴: 道端や空き地に自生する雑草。背丈が低くても大量の花粉を放出する。秋の花粉症の代表格で、都会の空き地や河川敷などでも繁茂するため、都市部でも注意が必要。

2-4. イネ科花粉(カモガヤなど)

  • 飛散時期: 5月〜9月
  • 特徴: 田んぼや川沿い、湿った場所で育つイネ科植物の花粉。ヨーロッパでは芝生(ライグラスやチモシー)などイネ科による花粉症が多いが、日本ではカモガヤやオオアワガエリなどが代表的。

2-5. ヨモギ花粉

  • 飛散時期: 8月〜10月
  • 特徴: キク科に属する雑草。ブタクサと同様、秋に飛散ピークが訪れる。ブタクサとの併発も多く、症状を混同するケースも多い。

2-6. その他の花粉と年間スケジュール

  • シラカバ花粉: 北海道や東北の寒冷地で春先(4〜5月)に多い。
  • ハンノキ、オオバヤシャブシなど: 冬から初春(1〜3月)に飛散。
  • 年間スケジュールの概略:
    • 1〜3月: ハンノキ、スギ
    • 3〜5月: スギ、ヒノキ
    • 5〜7月: イネ科
    • 8〜10月: ブタクサ、ヨモギ
    • 11〜12月: 比較的飛散量は減少(地域によってはハウスダストやダニなどのアレルゲンが増加)

3. 代表的な花粉症の症状と重症度

3-1. 鼻症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)

  • くしゃみ: 一度始まると連発しやすい。
  • 水様性鼻水: サラサラした透明な鼻水がダラダラ出る。
  • 鼻づまり: 鼻粘膜の炎症による腫れ、またはロイコトリエンの作用で起こる。

3-2. 目の症状(かゆみ・充血・涙目)

  • かゆみ: 花粉が結膜に付着し、ヒスタミンが放出される。
  • 充血: 結膜やまぶたの裏側が赤くなり、白目部分が血管拡張。
  • 涙目: 目に異物感があり、涙が止まらないことも。

3-3. 喉や肌への影響

  • 喉のかゆみ、違和感: 鼻水が喉に落ちる後鼻漏(こうびろう)や口呼吸による乾燥が原因。
  • 肌荒れ・湿疹: 花粉が皮膚に付着し、アトピー性皮膚炎が悪化するケースもある。

重症度の目安

  • 軽症: 生活に支障が出ない程度。薬を飲めばある程度コントロール可能。
  • 中等症: 夜間睡眠が妨げられたり、仕事や勉強の集中力が低下するレベル。
  • 重症: 常に鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどが強く、日常生活が困難。外出すら制限される場合もある。

4. 各症状に最適な薬の種類

花粉症治療薬は、大きく**内服薬(経口薬)外用薬(点鼻薬・点眼薬・塗り薬など)**に分かれます。ここでは、代表的な薬剤の種類や特徴、化学的作用機序などを詳しく見ていきましょう。

4-1. 抗ヒスタミン薬(第一世代・第二世代)

  • 作用機序: ヒスタミンH1受容体をブロックし、ヒスタミンが受容体に結合して症状を引き起こすのを阻止。
  • 第一世代: クロルフェニラミン、クレマスチンなど。中枢神経系への移行が多く、眠気・口渇などの副作用が強め。
  • 第二世代: セチリジン、レボセチリジン、フェキソフェナジン、ロラタジン、デスロラタジン、エピナスチンなど。眠気やだるさが比較的少なく、長期的な服用に向く。
  • 選び方のポイント: 眠気の度合いや、朝・昼に服用しても差し支えないかを考慮。仕事や勉強がある人は第二世代を選ぶことが多い。

4-2. 抗アレルギー薬(肥満細胞安定化薬など)

  • 代表例: クロモグリク酸ナトリウム、トラニラストなど。
  • 作用機序: 肥満細胞(マスト細胞)からのヒスタミン放出を抑制し、アレルギー反応の初期段階をブロック。
  • 特徴: 即効性はやや弱いが、症状の予防や軽減に有効。抗ヒスタミン薬との併用でより効果的になることが多い。

4-3. ステロイド薬(内服・点鼻・点眼)

  • 代表例: フルチカゾン点鼻薬、モメタゾン点鼻薬、ベクロメタゾン点鼻薬、内服ではプレドニゾロンなど。
  • 作用機序: ステロイドは炎症性サイトカインの産生を抑制し、免疫反応全体を強力に制御。
  • 特徴: 鼻づまりなど重症例に特に有効。局所投与なら全身性副作用は軽減できるが、長期・大量使用には注意が必要。医師の管理下で使用することが望ましい。

4-4. ロイコトリエン受容体拮抗薬

  • 代表例: モンテルカスト、プランルカスト。
  • 作用機序: ロイコトリエン(LTC4、LTD4、LTE4など)が受容体に結合するのを阻害し、鼻づまりや気道収縮を改善。
  • 特徴: 気管支喘息を合併している花粉症患者には特に有効。また鼻づまり症状が強い場合に処方されることも多い。

4-5. 点鼻薬・点眼薬(α-アドレナリン作動薬含む)

  • 点鼻薬: 抗ヒスタミン点鼻、ステロイド点鼻、血管収縮薬(ナファゾリン・テトラヒドロゾリンなど)がある。
    • 血管収縮薬は短時間で鼻づまりを改善するが、連用により薬剤性鼻炎を起こす可能性があるため注意。
  • 点眼薬: 抗ヒスタミン点眼、抗アレルギー点眼、ステロイド点眼など。
    • 防腐剤が合わない場合や長期使用で眼圧上昇などの副作用もあり得るため、医師の指示に従うのが望ましい。

4-6. 漢方薬

  • 代表例: 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)など。
  • 作用機序: 複数の生薬成分が相乗的に働き、炎症を緩和するとの報告がある。
  • 特徴: 即効性は一般的な医薬品に比べると弱めだが、体質改善を目的に取り入れるケースも多い。副作用が少ないイメージがある一方、体質との相性があるため専門家に相談して選択するのがおすすめ。

4-7. 免疫療法(舌下免疫・皮下免疫)

  • 対象: スギ花粉症が代表的。他にダニアレルギーなどで行われる。
  • 作用機序: スギ花粉エキスを少量から段階的に投与(舌下または皮下注射)し、体を花粉に“慣れ”させることでIgEの産生を抑え、IgG(抑制的抗体)を増やす
  • 特徴: 数年単位の継続が必要だが、根本的治療として症状を長期的に改善する可能性がある。保険適用となり、比較的受けやすくなっている。

4-8. その他の新しい治療選択肢(生物学的製剤 など)

  • オマリズマブ(抗IgE抗体): 重症喘息の治療などに用いられる生物学的製剤。IgEそのものを中和する。
  • その他の抗サイトカイン抗体: IL-5やIL-13など、アレルギー炎症に関わるサイトカインをブロックする薬が研究・開発中。
  • 特徴: 費用や投与経路の課題はあるが、従来薬で十分な効果が得られない重症例に光明をもたらす可能性がある。

5. 化学的な観点で見る花粉症治療のポイント

5-1. 主要薬剤の作用機序まとめ

  • 抗ヒスタミン薬: ヒスタミンH1受容体を競合的に遮断。
  • 抗アレルギー薬: 肥満細胞からのヒスタミン放出などを抑制。
  • ステロイド薬: 炎症性サイトカインの産生を抑え、免疫反応を強力に抑制。
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬: ロイコトリエンが受容体に結合するのを阻害し、特に鼻づまりに効果的。

5-2. 薬の相互作用と副作用リスク

  • 抗ヒスタミン薬の眠気: 中枢神経系への移行度が高い第一世代は特に注意。
  • ステロイドの全身性副作用: 血糖値上昇、感染リスク増大など。点鼻・点眼など局所療法でリスクを低減。
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬の併用: 他の薬剤との併用で相乗効果を期待できるが、肝機能障害などの副作用に注意。
  • 他疾患や既往症の影響: 喘息やアトピー性皮膚炎、妊娠中・授乳中など、個別の状況に合わせた処方が重要。

6. 多角的アプローチ:予防策と生活習慣の見直し

花粉症は薬だけではなく、多角的なアプローチによってより効果的に症状を抑えることができます。

6-1. 花粉回避(物理的防御・室内環境整備)

  1. マスク・メガネ・ゴーグル: 花粉の侵入を物理的にブロック。メガネの形状によって防御率が大きく異なる。
  2. 衣類選び: 花粉が付きにくい素材(ポリエステルなど)を選ぶ。ウールは花粉が付着しやすい。
  3. 部屋干し: 洗濯物を外に干すと花粉が付着する。花粉シーズンは部屋干しが無難。
  4. 空気清浄機の活用: HEPAフィルター搭載の空気清浄機で室内の花粉を除去。
  5. 帰宅時の花粉払拭: 外から帰ったら、玄関で上着や髪をしっかり払い落とす。

6-2. 生活習慣(食事・睡眠・ストレス管理)

  • 十分な睡眠: 免疫バランスを整え、疲労による抵抗力低下を防ぐ。
  • バランスの良い食事: ビタミン、ミネラルを中心に、抗酸化作用のある野菜や果物の摂取も意識。
  • ストレス管理: ストレス過多は交感神経・副交感神経のアンバランスを招き、アレルギー症状を悪化させる場合がある。

6-3. 腸内環境とアレルギーの関係

  • プロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌など): 腸内細菌叢を整えることで、免疫系への良い影響が示唆される研究が増えている。
  • 発酵食品: ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどは腸内環境を整える一助となる可能性がある。

6-4. 最新研究:気候変動と花粉飛散への影響

  • 温暖化による花粉飛散時期の長期化: 温暖な気候は植物の生育を促し、飛散時期が早まったり長引いたりする。
  • 大気汚染との相乗効果: PM2.5やディーゼル排気微粒子が花粉表面に付着し、アレルゲン性が増強される可能性が示唆されている。
  • 都市部のヒートアイランド現象: 都心部では植物が少なくても花粉が遠方から飛来しやすく、熱環境により花粉が飛散しやすい状況を作り出すこともある。

7. まとめ

花粉症は、スギやヒノキだけでなく、一年を通して様々な植物由来の花粉が原因となり得ます。花粉症のメカニズムは、花粉の侵入によってIgE抗体が作られ、肥満細胞からヒスタミン、ロイコトリエン、サイトカインなどが放出される一連のアレルギー反応です。

症状を抑えるための薬には、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬などがあり、それぞれ作用機序と副作用の特徴が異なります。最近では、舌下免疫療法などの根本的治療も普及しつつあり、従来の薬で十分な効果が得られない場合には検討する価値があります。

また、薬物療法だけではなく、花粉を物理的に回避する工夫や、**生活習慣の改善(食事・睡眠・ストレス管理)**も重要です。腸内環境を整えることで免疫バランスを良好に保とうとする研究も進んでおり、発酵食品やプロバイオティクスの摂取が一部で推奨されています。

最後に、気候変動や大気汚染の影響から、花粉症は将来的にさらに拡大・長期化するリスクも指摘されています。早めに対策を取り、医師や薬剤師と相談しながら自分に合った治療を進めることで、花粉の季節を快適に乗り切ることが可能になります。ぜひ、複数のアプローチを組み合わせて、花粉症による不快症状をできるだけ軽減していきましょう!

もちろん、弊社の使命である赤ちゃん、お子さまの肌を守りながら!悪阻(つわり)で匂いに敏感な妊婦さんへも。下記、弊社の全身シャンプーベビケラも是非お役立てください^^

  • シャンプー&ボディソープ アミノ酸系の洗浄成分をベースに、やさしい洗い心地とさっぱりとした泡切れの良さ、高保湿の絶妙な使用感で肌と髪にうるおいを与え、乾燥から守ります。 完全無香料・パラベン無添加。目にしみにくく、口に苦く感じにくい処方なので、悪阻(つわり)で匂いに敏感な妊婦さんや、お肌の敏感な赤ちゃんetc…頭の先から足の先まで、ご家族で安心してお使いいただけます。 うるおい成分リピジュア(ポリクオタニウム-51)と肌あれを防ぐグリチルリチン酸2K、ゲンチアナ根エキスを配合。…

    ベビケラ 300mlボトル

この記事の著者

甲斐 錬也

1992年3月12日生まれ。大分県佐伯市の自然豊かな町で育ち、20歳で大阪、27歳で東京へ上京。御茶ノ水にて一席だけの美容室Cuffnorikaをオープン。的確で論理的なカウンセリング、極限にローダメージな縮毛矯正で幅広い年代の客層から支持される。自身の趣味でもあるスキンケア、美容化学にも精通。

コメントは受け付けていません。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 株式会社babykera Pro All rights Reserved.

CLOSE