赤ちゃんは何故かわいいの?この上手く説明できない気持ちを科学的に解説! - ベビケラ

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赤ちゃんは何故かわいいの?この上手く説明できない気持ちを科学的に解説!

赤ちゃんを見ていると、思わず「かわいい!」という言葉が溢れ出してしまう経験は、ほとんどの方が一度は感じたことがあるのではないでしょうか。大きな瞳やぷにぷにのほっぺ、無垢な笑顔など、私たちの心を温かくし、自然に守ってあげたいという感情を湧き上がらせる不思議な力が赤ちゃんにはあります。
しかし、この「赤ちゃんって本当にかわいいよね」という感情は、ただ単に見た目の問題なのでしょうか? 実は、この“かわいい”という感情には、進化論や神経科学、心理学などが複雑に関係しているのです。本記事では、「赤ちゃんは何故かわいいのか?」という問いに対して、科学的な視点から深く掘り下げ、私たちの心を揺さぶるメカニズムを詳しく解説します。


1. 「赤ちゃんがかわいい」と感じる不思議

赤ちゃんを見て瞬間的に「かわいい」という感情が湧き上がるのは、私たち人間特有の心理反応といわれています。ですが、この「赤ちゃんはかわいい」という感覚は世界的に共通しており、人種や文化を超えて多くの人々が同じような反応を示します。これは、生得的(遺伝的)な要素と学習によって形成される後天的な要素の両方が関わっていると考えられています。

人間はもともと社会的な動物であり、群れを作って生活してきました。子孫を安全に育てるためには、仲間同士で協力することが必要不可欠です。そこで、赤ちゃんや子どもが「かわいい」と認識されることは、より多くの大人たちから積極的なケアを受けられることにつながり、ひいては種の生存戦略に寄与してきたのです。このように“かわいい”と感じる根底には、種の存続という大きな目的が隠されていると考えられます。


2. ベビースキーマ(Baby Schema)とは?

赤ちゃんを見たときに「かわいい!」と思わず胸が締め付けられるほどの感情が湧いてくる要因として、有名なのがベビースキーマ(Baby Schema)という概念です。これは、動物行動学者コンラート・ローレンツ(Konrad Lorenz)が提唱した理論で、赤ちゃんや幼い生物に共通して見られる次のような特徴を指します。

  1. 大きくて丸い頭
  2. 額が広く、低い位置にある目
  3. 大きな瞳
  4. ぷにぷにした頬や体の丸み
  5. 小さくて丸い鼻や口

これらの特徴を総称して「ベビースキーマ」と呼び、大人に対して保護衝動や愛情、あるいはケア行動を促す刺激となります。人間だけでなく、動物の世界でも同様のことが観察されます。例えば、パンダや子犬、子猫などが特に「かわいい」と感じられるのも、ベビースキーマによる効果だといわれています。


3. 赤ちゃんのかわいさを支える脳内ホルモンの働き

次に注目すべきは、私たちが「赤ちゃんがかわいい」と感じたときに脳内で分泌される様々なホルモンです。特に重要とされているのが「オキシトシン」というホルモン。オキシトシンは、“愛情ホルモン”や“幸せホルモン”とも呼ばれ、主に以下のような役割を担っています。

  • 親子の愛着形成の促進
  • 信頼感や安心感を高める
  • ストレスの軽減

オキシトシンは分娩や授乳時に母体で多く分泌されることが知られていますが、赤ちゃんと触れ合う行為でも分泌が促進されることがわかっています。また、赤ちゃんの笑顔や泣き声などに反応して、赤ちゃんをあやしたり抱っこしたりする行動によってもオキシトシンが増加し、さらに「かわいい」という感情が強化されるという正のフィードバックが働きます。
こうしたホルモンの分泌は、単に感情面での幸福感を高めるだけでなく、親としての育児行動や生存戦略にも深く関わっていると考えられています。


4. 進化論的に見る“かわいい”の意義

「赤ちゃんがかわいい」と感じることは、実は私たち人類が長い時間をかけて獲得してきた進化論的な戦略でもあります。
ダーウィンの進化論においては、「生き残るために有利な形質が自然選択の過程で残りやすい」という考え方が大前提となります。赤ちゃんが大人の保護を得やすい“かわいらしい”特徴を持つことは、結果的に生き残る可能性を高める要素となったのです。
また、集団生活を営む人類にとって、赤ちゃんは未来を担う大切な存在です。コミュニティ全体で子育てするために、赤ちゃんに対して多くの大人が自然と好意的に反応することは、種全体の生存率や繁栄に繋がります。こうした理由から、赤ちゃんに対して「かわいい」と思う心理反応は長い進化の過程で定着してきたと考えられます。


5. 赤ちゃんが持つ視覚的特徴と人間の反応

先述のベビースキーマに関連して、赤ちゃんの特徴的な外見は視覚的にも大人の心を強く揺さぶります。赤ちゃんの目は大きく、顔のパーツが下方に集中しており、頭と顔の輪郭が丸みを帯びていることが多いです。
これに加え、柔らかい肌や小さな手足が視覚的刺激となり、脳内で快感や愛情を誘発します。赤ちゃんが動くたびに「小さくて儚げ、だけど愛くるしい」という印象を与え、大人は自然と「守ってあげたい」「手を差し伸べたい」と思うのです。

さらに、赤ちゃんが声を出すときの周波数帯や泣き声にも独特の要素があります。大人にとってはやや高めの音域であることが多く、これが保護者に危急や不快を知らせるシグナルとして働き、かつ“助けたい”という感情をかき立てる要因になるとも考えられています。


6. 育児行動との関係:なぜ積極的に世話をしたくなるのか?

赤ちゃんの“かわいさ”は、私たちが抱く育児行動と切っても切り離せない関係にあります。ベビースキーマやオキシトシンをはじめとしたホルモンの作用によって、私たちは赤ちゃんを見ると無意識に「世話をしたい」「抱きしめたい」「泣いたらあやしたい」という行動を起こすように仕組まれています。

育児行動を引き出す心理的メカニズム

  • 報酬回路の活性化:赤ちゃんを世話することで、脳の報酬系(ドーパミンなど)が活性化し、満足感や幸福感を得る。
  • 愛着形成:赤ちゃんと触れ合うことで、親子間や大人との間に愛着が形成され、お互いが精神的に安定する。
  • 社会的つながりの強化:赤ちゃんへの愛情が生まれることで、家族やコミュニティ全体の結びつきが強まる。

こういったメカニズムが働くことで、赤ちゃんを優先的にケアしようとする行動が自然と増えていきます。この行動が強化されることによって、赤ちゃんの安全が確保されるだけでなく、親自身のストレス軽減にもつながるため、結果的に育児へのモチベーションや社会的支援が継続的に保たれるのです。


7. かわいいと感じる感情がもたらすメリット

赤ちゃんを「かわいい」と感じることは、ただ単に感情的なプラス面だけをもたらすわけではありません。実は科学的にも多くのメリットが確認されています。

  1. 育児ストレスの軽減
    • 赤ちゃんに対して愛着やかわいいという気持ちが強いと、睡眠不足や慣れない育児のストレスに対しても前向きに向き合える。
    • オキシトシンやセロトニンなどのホルモンがストレスを緩和する役割を果たす。
  2. 親子関係のスムーズな構築
    • 親が赤ちゃんをかわいいと思うことで、授乳やおむつ替えといった日常的なケアが苦になりにくくなる。
    • 親自身が「赤ちゃんを大切にしている」という実感を得やすくなり、絆が深まる。
  3. 周囲の協力を得やすい
    • かわいい赤ちゃんは親だけでなく、親戚や友人、さらには地域社会の人々からも注目や支援を受けやすい。
    • コミュニティ全体でのサポートが得られることで、育児の負担が分散しやすくなる。
  4. 笑顔が増え、ポジティブな環境づくりに貢献
    • 赤ちゃんがいると自然と笑顔になる機会が増え、家族の雰囲気や職場環境にも良い影響を与える。
    • 積極的に赤ちゃんと遊ぶことで、大人もリラックス効果を得られる。

このように、「赤ちゃんがかわいい」と感じることは、育児の継続性や家族の幸福度、さらには社会全体の連帯感を高める要素にもなっているのです。


8. まとめ

赤ちゃんの「かわいさ」は、単に見た目の愛らしさだけで説明できるものではなく、進化論的背景ホルモン分泌、そしてベビースキーマなど、さまざまな科学的要因が複合的に作用していることがわかります。赤ちゃんに備わっている丸みを帯びた外見的特徴は、大人に対して自然と保護本能や愛情を引き出すように設計されているのです。また、赤ちゃんと接するときに分泌されるオキシトシンなどのホルモンは、親子の愛着形成やストレス緩和、社会的つながりの強化に大きく寄与します。

人間は社会的な動物であり、長い歴史の中で協力し合って子どもを育て、種を存続させてきました。「赤ちゃんがかわいい」という感情は、その根底にある“種の生存戦略”を裏付ける、大切な本能ともいえるのです。
かわいくて無条件に愛おしい赤ちゃんが、私たちの脳や行動をどのように動かしているのかを知ると、日々の育児や子どもとの触れ合いに対して、また違った視点が加わることでしょう。赤ちゃんのかわいさを存分に感じ取りながら、育児やコミュニケーションを楽しんでいきたいものですね。


この記事の大切なポイント

  • ベビースキーマ(Baby Schema):大きな瞳や丸い顔などの特徴が、大人の保護本能を刺激し、「かわいい」と感じる要因に。
  • オキシトシンの働き:赤ちゃんと触れ合うことで脳内に分泌される“愛情ホルモン”が、親子の愛着を強化し、育児のストレスを軽減。
  • 進化論的背景:赤ちゃんをかわいいと感じる性質は、種を存続させるための戦略として長い時間をかけて形成されてきた。
  • 社会的メリット:赤ちゃんのかわいさは家族だけでなく、周囲の人々の協力を得る手段となり、コミュニティ全体の絆を深める。

これらを踏まえると、「赤ちゃんがかわいい」という感情がいかに人間社会を支え、豊かにしてきたかがより一層理解できるはずです。ぜひ、身近にいる赤ちゃんや子どもたちとの接し方を見直しながら、科学が解き明かす“かわいさ”の不思議を感じてみてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
もし本記事が参考になりましたら、ぜひ周りの方にも教えてあげてみてください。赤ちゃんのかわいさが秘める奥深い科学的メカニズムを知ることで、育児や子どもとのコミュニケーションが一層楽しく、豊かなものになるかもしれませんよ。

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この記事の著者

甲斐 錬也

1992年3月12日生まれ。大分県佐伯市の自然豊かな町で育ち、20歳で大阪、27歳で東京へ上京。御茶ノ水にて一席だけの美容室Cuffnorikaをオープン。的確で論理的なカウンセリング、極限にローダメージな縮毛矯正で幅広い年代の客層から支持される。自身の趣味でもあるスキンケア、美容化学にも精通。

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