赤ちゃんは丸が好き?なぜ!?脳と目の発達を科学的に知ろう! - ベビケラ

BLOG

ブログ 赤ちゃん

赤ちゃんは丸が好き?なぜ!?脳と目の発達を科学的に知ろう!

#発達#目#脳#赤ちゃん

ハロー!こんにちは!
株式会社babykera Proの甲斐です!^^

突然ですが皆様
赤ちゃんって、丸いもの、かなり好きじゃないですか、、、?

赤ちゃんが丸いおもちゃやボール、キャラクターなんかを好む姿、子育て中の日常的に目にする気がしませんか!?
たとえば、ボールや風船を見たときにニコニコ笑っていたりアンパンマンやドラえもんのように顔の輪郭が丸いキャラクターを好んだりするような、、、

ほら!ほらほら!そんな気がしてきたでしょう、、、!
赤ちゃん!丸!絶対に好きですよねぇぇぇぇ、、、っ!?!?!?←うるさい

と、そんなところで今日の本題!!
実は、赤ちゃんが丸いものに惹かれるのには、視覚の発達や脳のメカニズム、さらには進化心理学的な背景まで、多角的な要因が関わっているのですよ!
今回は、赤ちゃんが「なぜ丸が好き?」なのか理由を、かなりガチで!詳しく掘り下げ解説していきます!

丸いおもちゃやキャラクターデザインが子どもに支持されるワケを科学的視点からひも解いていきますよぉ~(ニヤニヤ)

赤ちゃんの視覚発達と丸いものへの強い興味!

新生児期の赤ちゃんの視力と認識能力

赤ちゃんは、生まれてすぐにはまだはっきりと物を見ることができません!
新生児の視力は0.01~0.02程度(ちなみに僕は0.1)とも言われ、大人のように遠くまでクリアにモノを見分けることができません。
赤ちゃんは明暗のコントラストはある程度認識できますが、細かい形や模様を見極めるのは難しいのです!

しかし、生後数週間から1か月ほど経つと、だんだんと視力や目の機能が成長してきます!
赤ちゃんがまず得意となるのは、大きくて単純な形の認識や、明暗のはっきりしたコントラストを捉えることです。
そして3~4か月頃になると、物を目で追う「追視」が上手になり、色の区別もしやすくなっていきます!

これらの流れは、脳や視神経がまだ発達の途中であるため、情報量の少ない形のほうが“見やすい”ということなのです!

角がない、曲線で構成された“丸”の認識しやすさ

赤ちゃんが特に丸い形に興味を示すのは、直線や角のある形よりも情報処理がしやすいからだと考えられています!
曲線は視覚的に見ると“外側の輪郭”の変化が少なく、まだ未熟な赤ちゃんの視覚情報処理に負担をかけません。
逆に角が多い形状は輪郭の変化が多く、赤ちゃんにとっては情報量が増えるので把握しづらいのです!

さらに、丸い形は人間の顔の輪郭にも通じます!
人の顔はとても大まかに見ると楕円形や卵型であり、目・鼻・口が中心に配置される構成が特徴的!
赤ちゃんは生まれたばかりの頃から人の顔に強い関心を示しますが、その背景には「社会的なコミュニケーションを確立するために顔を認識する必要がある」という本能的な理由があります!
丸い輪郭や丸いパーツを見ると、脳が“顔らしさ”を感じ取りやすいのかもしれませんね!

「高コントラスト」のおもちゃや図柄を好む理由

生まれたばかりの赤ちゃんには、白黒のコントラストや濃い色同士の組み合わせなど、はっきりとした色の差があるものを見せると興味を惹きやすいことが分かっています!
これは、上記でも触れましたが、視力や脳の視覚領域が未成熟な時期に、コントラストの差が大きいほど認識しやすいという特性によります!

丸い形状に加えて、赤や黒、黄色のような鮮やかでコントラストの強い色を使用したおもちゃやキャラクターは、赤ちゃんにとって非常にキャッチー!
アンパンマンドラえもんディズニーキャラクターの中にも、コントラストを強調したデザインが多いのは、こうした理由から子どもたちに受け入れられやすいという側面があります!

脳の発達から見る赤ちゃんの“丸好き”の理由

赤ちゃんの脳と「安全・安心」のシグナル

赤ちゃんの脳は、「安全なもの」「危険なもの」を素早く見分ける機能を徐々に獲得していくと考えられています!
丸い形やふっくらしたフォルムは、角のある形状や尖った形状よりも「やわらかい」「親しみやすい」「攻撃性が低い」という印象を与えます。
これは心理学的にも「曲線と直線では、人が感じる印象が異なる」という研究結果に通じるものがあります!

赤ちゃんだけでなく我々大人も、トゲトゲした形よりも丸みを帯びた形に対して、無意識のうちに好印象や安心感を抱きやすいと言われています!
脳の発達途上にある赤ちゃんは、直感的に「丸い形は怖くない!」「安全なんや!」と認識しやすく、結果として丸いものに惹かれる傾向があるのです!

視覚領域と感情領域が連動する

脳科学的には、赤ちゃんの視覚刺激は感情を司る部分(扁桃体など)とも密接に結びついています!
赤ちゃんは、視覚刺激を通じて「これは楽しいもの」「これは怖いもの」といった感情評価をどんどん学習していきます!
丸いものや可愛らしいキャラクターには「親しみやすさ」「安心感」が伴うため、その刺激に対してポジティブな感情が引き起こされやすいのですね!

また、赤ちゃんと大人では、同じ物を見ても脳の反応の仕方が異なります!
大人は知識や経験から、「これは何々の形に似ている」「これは安全である」などと瞬時に判断できますが、赤ちゃんは今まさにその過程を学習している最中!
学習の土台となるのは、まず感情的に「好き・興味がある」という感覚。その感覚を呼び起こしやすい丸い形は、赤ちゃんにとって好奇心の入口になっていると言えるでしょう!

アンパンマンやドラえもんなど丸の多いキャラクターが好まれる理由

丸くてわかりやすい色彩

アンパンマンドラえもんは日本の子どもたちのみならず、世界でも認知度が高いキャラクターです。そのデザインを改めて見ると、顔、鼻、頬、目、頭の形など、ほとんどが「丸」で構成されています。加えて、赤い鼻や頬、黄色いマント、青いからだ、黒い線で縁取られた輪郭など、コントラストを強調する要素が盛りだくさんです!

このように丸やはっきりとした色彩を用いるデザインは、視力がまだ完全ではない赤ちゃんや幼児に対しても、“見つけやすく”“認識しやすい”というメリットがあります!

丸いものが与える安心感と赤ちゃんの情緒発達

丸いものとの安全な触れ合いが育む感情・情緒

赤ちゃんが丸いおもちゃやキャラクターに触れるとき、そこには「見る」だけでなく、「握る」「なめる」「振る」といった身体感覚が伴います!
丸いものは角やとがった部分がないため、安全に触れることができ、赤ちゃんが探求しやすいのです。安全性が高い=安心できるという状態から、赤ちゃんは安心して遊びに没頭し、好奇心を膨らませることができます!

さらに、柔らかい素材(布ボール、やわらかいぬいぐるみなど)だと、触覚に対する刺激も心地よく、赤ちゃんがより長く興味を持ちやすいです!
音が出るガラガラやラトルであれば、聴覚にも働きかけ、五感を総合的に刺激できます。こうして赤ちゃんは「楽しい」「心地いい」「もっと触ってみたい」といったポジティブな情緒を「丸」という安全な形状を通して獲得していくのですね!

育児への応用:赤ちゃんが好きな環境を整える

赤ちゃんが丸いものに惹かれる性質をうまく活かして、育児に役立てることができます。たとえば、、、

丸いおもちゃを複数準備する。

布製のボール、カラーボール、ガラガラ、ビー玉(誤飲注意のため大きめのサイズ)など、触れる感触や音が異なるものをそろえる。

インテリアや遊び場に丸い要素を取り入れる。

角が少ないクッションマット、円形のラグ、丸いクッションなどを配置して、赤ちゃんが安心してハイハイしたり座ったりできる環境を作る。

丸いキャラクターグッズや絵本を活用する。

絵本やDVDなどでアンパンマンや他の丸いキャラクター作品を取り入れ、赤ちゃんが興味を持ちやすいビジュアル・物語を楽しむ。

これらの工夫により、赤ちゃんの“丸いものへの好み”を存分に活かした育児体験が可能になります!
赤ちゃんの発達段階に合わせて、視覚・触覚・聴覚をバランスよく刺激できるよう工夫してあげましょう!

進化心理学的視点:なぜ人は「丸くてかわいい」ものを好むのか

丸い顔と赤ちゃん:種の保存の本能

赤ちゃんの頭部が大きくて丸いのは、成長とともに脳が発達するための構造であり、人間に限らず多くの哺乳類の子どもは丸いフォルムをしていますよね!
人間が赤ちゃんのような特徴に対して「かわいい」「守りたい」と感じるのは、種の保存に有利な適応的行動と考えられています!

例えば、子猫や子犬などの動物の赤ちゃんも、頭部が大きく、目が丸いですよね。これにより人間は動物の赤ちゃんにも「かわいい」と感じやすい。
つまり、人が丸い形に惹かれるのは、赤ちゃん(自分の子孫)を守り育てるために身につけた本能的な反応だということです!

丸いキャラクターが世界中で愛される理由

日本のアニメやキャラクター文化は、世界的にも評価されており、その多くが“丸っこいデザイン”をベースに持っています!
ディズニーキャラクターも例外ではなく、ミッキーマウスの耳や顔の輪郭も複数の丸で構成されていますよね!
これらが国境を越えて子どもから大人まで愛されるのは、人種や言語が異なっても、「丸い形」に対する好ましさの感情は多くの人に共通するからだといえるのです!

赤ちゃんが丸いものを好む理由を育児に活かすポイント

視覚発達を助ける「丸いおもちゃ」や「丸い道具」の活用

カラーボール
さまざまな大きさや色のボールを用意し、赤ちゃんが掴んだり転がしたりできるようにすると、視覚だけでなく運動発達にも良い刺激になります!

ラトル・ガラガラ
振ると音が出るラトルの丸い部分を握ることで、手先を使う練習にもなります。視覚と聴覚を一緒に刺激でき、集中力や好奇心を育みます!

赤ちゃんがものを掴めるようになると、手先の器用さや目と手の協調性(視覚と運動の連動)が高まっていきます!
丸いものは赤ちゃんにとって掴みやすく安全性も高いため、積極的に取り入れるとよいでしょう!

日常生活の中でも「丸」を意識してみる

哺乳瓶や食器
赤ちゃんの食器やコップなど、丸みを帯びたデザインが多いものを選ぶと、安全性と同時に見た目の安心感も得られます。

インテリア
角がない丸いテーブルやクッションなど、物理的な安全性を高めながら、赤ちゃんの視覚的な落ち着きにつなげることができます。

服飾小物
丸い模様の洋服やドット柄などは、赤ちゃんにとって目を引きやすく、ファッションとしても可愛らしい印象を与えます。

触れ合い・声かけにも“丸い”イメージを

「丸いものが好き」という特性は、赤ちゃんが言葉の発達やコミュニケーションをする上でもヒントになります!たとえば、、、

「まんまるだね」「ボール、ころころ」など、丸いものを表す言葉を繰り返し使う

丸いものを指差ししながら「これなんだ?」「まるいね~」と語りかける

赤ちゃんの顔や体を優しく触れながら、「まんまるほっぺ」「まんまるおしり」などポジティブに表現してあげる

こうした声かけは赤ちゃんの言語理解を助けるだけでなく、「肯定的な言葉」+「楽しい触感や視覚刺激」という組み合わせによって、親子間の絆形成にも役立ちます!

最後に

子育てをする中で、赤ちゃんが丸いものやキャラクターに楽しそうに反応している姿を見ると、こちらも幸せな気持ちになるものです。
ぜひ、赤ちゃんの“丸好き”を一緒に楽しみつつ、子育てに生かしてみてください!
発達の過程を理解しながら、丸いおもちゃや環境を準備してあげることで、赤ちゃんの健やかな成長を支えてあげましょう!

もちろん、弊社の使命である赤ちゃん、お子さまの肌を守りながら!悪阻(つわり)で匂いに敏感な妊婦さんへも。下記、弊社の全身シャンプーベビケラも是非お役立てください^^

この記事の著者

甲斐 錬也

1992年3月12日生まれ。大分県佐伯市の自然豊かな町で育ち、20歳で大阪、27歳で東京へ上京。御茶ノ水にて一席だけの美容室Cuffnorikaをオープン。的確で論理的なカウンセリング、極限にローダメージな縮毛矯正で幅広い年代の客層から支持される。自身の趣味でもあるスキンケア、美容化学にも精通。

コメントは受け付けていません。

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 株式会社babykera Pro All rights Reserved.

CLOSE