春は乾燥とアレルギーで肌荒れが最高潮に。その他科学的にアレコレ。 - ベビケラ

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春は乾燥とアレルギーで肌荒れが最高潮に。その他科学的にアレコレ。

こんにちは!赤ちゃん、子共、妊婦さん、家族みんなのお肌を守るベビケラです!^^

春はやわらかな日差しとともに気分が高揚する季節ですが、同時に肌トラブルが最高潮に達しやすい時期でもあります。花粉症をはじめとするアレルギー症状や、まだまだ続く空気の乾燥、さらには黄砂やPM2.5などの大気汚染も重なり、肌をとりまく環境は過酷そのもの。
僕も毎年、心地良い日和の半面、とっても苦しんでいる季節になります、、、
ということで本記事では、科学的な根拠にもとづきながら、春に起こりやすい肌荒れのメカニズムやスキンケアの要点、そしてあまり語られない視点についてもより詳しく解説していきます!


目次

1. 春に肌荒れが増える主な理由とは?

春に肌荒れが起こる要因は、複合的に絡み合っています。大きく分けると以下のようなポイントが挙げられます。

  1. 花粉や黄砂、PM2.5などの飛散量増加
    • 粒子が皮膚表面に付着し、化学物質や酵素的作用で炎症を誘導。
  2. 寒暖差と乾燥した空気
    • 日中の気温上昇に対して朝晩の冷え込みが激しく、相対湿度の変動も大きい。
  3. 生活リズムの変化やストレス
    • 新年度や新学期で忙しくなり、睡眠不足や栄養バランスの乱れが肌のターンオーバーを乱す。
  4. 紫外線量の増加
    • 春先から紫外線が急激に強くなり始め、肌バリア機能へのダメージが蓄積。

これらが相互作用を起こして、春先の肌は慢性的に炎症リスクが高まり、肌荒れのピークを迎えやすい状況になります。


2. 春の乾燥メカニズム:気温・湿度変化が与える影響

2.1 相対湿度と肌コンディション

春は気温が上がるとともに空気中の相対湿度が下がる場合があります。さらに暖房を使っている家庭やオフィスも多いため、室内環境は意外に乾燥しやすいのが現状です。湿度が40%を下回ると肌表面の水分が急速に奪われ、角質層が硬く・薄くなりやすくなります。

2.2 角質層の状態とNMF(天然保湿因子)

肌の最外層である角質層は、角質細胞とその間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)、そしてNMF(天然保湿因子)によって構成されます。

  • NMFはアミノ酸や乳酸などが含まれる“天然の保湿剤”ですが、春の乾燥や外的刺激によりNMFが減少すると、肌内部の水分保持力が低下。
  • 角質細胞間脂質のセラミド量が減少するとバリア機能が弱まり、アレルゲンや微細粒子が侵入しやすくなります。

2.3 自律神経の乱れと血行不良

寒暖差の激しさは自律神経系にも影響を及ぼし、交感神経と副交感神経のバランスが乱れがちになります。これによって血行が滞り、毛細血管が収縮しやすくなり、肌細胞への栄養供給や老廃物の排出がうまくいかなくなります。結果として、ターンオーバーが正常に進まず、乾燥やくすみ、ざらつきが増してしまいます。


3. 花粉アレルギーと肌荒れ:免疫学・皮膚科学的プロセス

3.1 花粉粒子の特性とプロテアーゼ活性

花粉は植物が繁殖のために放出する微粒子で、タンパク質・脂質・多糖類など多様な化学成分を含みます。スギ花粉などの中には、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)を含む種類もあり、この酵素が肌の角質層を傷つけることによって侵入を容易にするという報告もあります。

3.2 アレルギー反応の具体的メカニズム

  1. 感作(初期段階)
    花粉由来アレルゲンが体内に入り、免疫細胞がIgE抗体を産生。
  2. 再曝露(本格的なアレルギー症状)
    再び花粉が皮膚や粘膜に付着すると、IgE抗体がマスト細胞(肥満細胞)を刺激し、ヒスタミンサイトカインを放出。
  3. 炎症誘導
    ヒスタミンは血管拡張やかゆみを、サイトカインはさらなる炎症シグナルを引き起こし、赤みや腫れなどの症状が発現。

3.3 アレルギー性皮膚炎との関連

もともとアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の方は、角質層のフィラグリン(バリア機能に関与するタンパク質)の遺伝的欠損や機能低下があるケースがあり、花粉など外界アレルゲンの侵入を受けやすい特徴があります。春先の花粉が飛散する時期は、特に症状が重症化しやすい傾向があります。


4. 黄砂やPM2.5など大気汚染が肌に与える複合的ダメージ

4.1 黄砂の化学的特徴

黄砂は主に中国大陸の砂漠地帯から飛来する砂塵であり、シリカ(SiO₂)やアルミニウム化合物、重金属などを含む場合があります。これらの微粒子が肌表面に付着すると、摩擦や刺激だけでなく、化学的反応による酸化ストレスも誘発し、肌荒れや炎症の一因となります。

4.2 PM2.5の危険性

PM2.5(直径2.5μm以下の微小粒子状物質)は、さらに小さい粒径のため、毛穴や角質層の微細な隙間から肌の深部にまで侵入する可能性が指摘されています。PM2.5には大気汚染の原因物質(硫酸塩、硝酸塩、重金属など)が吸着していることが多く、酸化ストレス炎症増幅を起こしやすいという特徴があります。

4.3 大気中のマイクロプラスチックの可能性

最近の研究では、マイクロプラスチックが大気中にも存在することがわかり始めています。プラスチック由来の成分や付着した有害化学物質が肌に長期間接触すると、未知のリスクが生じる可能性があります。まだ研究段階ですが、今後さらに影響が明らかになれば、新しい肌トラブル対策が必要になるかもしれません。


5. トランスエピデルモナルウォーターロス(TEWL)とバリア機能

5.1 TEWL(経表皮水分蒸散量)の基礎

TEWLとは、角質層を通して体内から水分が蒸散する量を示した指標です。健康な肌バリアを持つ人のTEWLは低い数値を示しますが、角質層が乱れているとTEWLが増加し、肌の乾燥や炎症リスクが高まります。

5.2 バリア機能低下が招く悪循環

  1. 外的刺激の侵入:バリアが壊れているので、花粉やPM2.5が肌内部へ侵入しやすい。
  2. 炎症反応の増幅:侵入した異物に対して免疫応答が過剰に起こり、赤み・かゆみなどの症状が続く。
  3. 二次的ダメージの蓄積:掻き壊しや過度のクレンジングなどで角質層をさらに傷つける。

この悪循環に陥ると肌のターンオーバーが乱れ、慢性的な肌荒れが発生しやすくなります。


6. スキンケアのポイント:成分選びと実践テクニック

6.1 保湿の重要性:セラミド・NMF類似成分・ヒアルロン酸

  • セラミド類:角質細胞間脂質を補強し、肌バリアを強化。高濃度セラミドや数種類のセラミドを組み合わせている製品は効果的。
  • NMF類似成分:アミノ酸系の保湿成分や天然保湿因子に近い成分は、肌のうるおいを長時間キープし、刺激を軽減。
  • ヒアルロン酸(高分子・低分子):高分子は肌表面にうるおい膜を形成、低分子は角質層深部に浸透しやすいとされる。

6.2 抗炎症・鎮静成分の活用

  • グリチルリチン酸ジカリウム:甘草由来の成分で、炎症を抑え、かゆみや赤みを軽減。
  • アラントイン:傷んだ肌の修復をサポートし、保護膜を形成。
  • ナイアシンアミド:抗炎症効果に加え、皮脂コントロールやシワ・たるみ対策にも期待。

6.3 クレンジングと洗顔の見直し

  • アミノ酸系洗浄剤:肌への刺激が少なく、適度な洗浄力を持つため敏感肌に適している。
  • 摩擦を減らす:ゴシゴシこすらず、泡を転がすように洗顔する。
  • 適温の水(ぬるま湯):熱すぎると皮脂膜が過剰に奪われ、冷たすぎると汚れが落ちにくい。

6.4 紫外線対策も必須

春先から紫外線(UVA/UVB)は増加傾向にあります。バリア機能が弱っている時期ほど、紫外線ダメージが肌荒れを深刻化させるので、日焼け止めやUVカットアイテムを活用し、**SPFだけでなくPA値(UVA防御効果)**にも注目しましょう。


7. 生体リズムの乱れと春特有の肌変化

7.1 春は代謝が活発になる季節

日照時間が長くなり、気温が上昇する春先は、人間の体内時計(サーカディアンリズム)が活性化されやすい時期です。本来ならば、適度な運動や自然とのふれあいでエネルギーを消費し、新陳代謝を正常化させるのが理想ですが、現代社会ではデスクワーク中心の生活や夜型のライフスタイルが増え、リズムのギャップが生じます。

7.2 ストレスとの相乗効果

このギャップがストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を促進し、ターンオーバーの乱れや皮脂バランスの崩れを引き起こす可能性があります。花粉など外的要因とストレスが重なると、肌のバリア機能はさらに低下し、炎症やかゆみを感じやすい状態が続きます。

7.3 腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の季節変動

最近は腸内細菌叢の状態が肌の状態と密接に関係していることが注目されています。花粉症やアレルギー症状の増悪で食生活が乱れたり、ストレスが多かったりすると腸内細菌バランスが崩れ、炎症性サイトカインの増加につながる可能性があります。これが皮膚にも波及し、肌荒れを誘発するという仮説です。


8. 応用的な対策:ライフスタイルと最新研究の知見

8.1 栄養バランスの見直し:オメガ3系脂肪酸・ビタミン・ミネラル

  • オメガ3系脂肪酸(亜麻仁油、魚油など):抗炎症効果が期待でき、皮膚バリア機能を内側からサポート。
  • ビタミンC・E:抗酸化作用を持ち、酸化ストレスを和らげる。
  • 亜鉛・鉄分:肌のターンオーバーやコラーゲン合成に必須のミネラル。

8.2 運動と睡眠で代謝を正常化

軽度の有酸素運動(ウォーキングやヨガなど)を日中に取り入れることで、夜の睡眠の質向上や血行促進が期待できます。睡眠不足はコルチゾール増加につながり、炎症を悪化させる要因。1日7時間程度の質の良い睡眠を心がけることで、ターンオーバーも正常化しやすくなります。

8.3 最新の皮膚科学研究:プロバイオティクスやプレバイオティクス

一部の研究では、プロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌などの生菌)やプレバイオティクス(食物繊維など、善玉菌のエサになる成分)の摂取が、アトピー性皮膚炎などの肌症状改善に寄与する可能性があると報告されています。腸内環境が整うことで全身の免疫バランスや炎症制御に良い影響を与えるのではないかと期待されています。


9. まとめ:春先の肌荒れを科学的に乗り切る

春は気温と湿度の変動、大気汚染や花粉の飛散量の増加、そしてライフスタイルの変化など、肌にとっては過酷な条件がそろう季節です。
しかし、以下のポイントを意識すれば、肌荒れを大幅に軽減することが可能です。

  1. バリア機能の強化を最優先
    • セラミドやNMF類似成分を含むスキンケア、適度な保湿・抗炎症ケア。
  2. 外部刺激からの保護
    • 花粉やPM2.5をしっかり洗い流し、UVカットやマスクなどで物理的刺激を回避。
  3. ライフスタイルの最適化
    • バランスの良い食事、適度な運動と十分な睡眠でストレスと炎症を抑制。
  4. 最新の研究にもアンテナを張る
    • マイクロバイオームや大気汚染の新たな知見は、今後のスキンケア法に大きく影響する可能性。

春の肌荒れ対策は単に「保湿する」「アレルギー薬を飲む」といった一面的なものではなく、科学的根拠に基づいた多角的なアプローチが求められます。ぜひ、日々のスキンケアとライフスタイルに取り入れてみてください!

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この記事の著者

甲斐 錬也

1992年3月12日生まれ。大分県佐伯市の自然豊かな町で育ち、20歳で大阪、27歳で東京へ上京。御茶ノ水にて一席だけの美容室Cuffnorikaをオープン。的確で論理的なカウンセリング、極限にローダメージな縮毛矯正で幅広い年代の客層から支持される。自身の趣味でもあるスキンケア、美容化学にも精通。

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